先日、平和記念公園で行った平和学習から約1週間がたち、各学年まとめの作業に入りました。
写真は、平和公園を訪れている海外の方々にインタビューをした中学3年生たちの作業の様子です。
彼らは事前準備の段階で、各班でテーマと質問項目を考え、それらを英訳し、スムーズに発音できるように限られた時間の中で練習を重ねてきました。
迎えた当日は天候にも恵まれ、これまでの成果を存分に発揮できたようで、みんな清々しい表情をしていました。
英語への苦手意識から普段の授業で積極的には発言をしない生徒も、日頃のコミュニケーション力を活かし、自ら最初の声掛けを行っていました。この行動は、会話を始める一番重要なステップであると同時に、最も難しいことです。「英語で」となると尚のことと思います。
これぞまさに、「机上の勉強から実際のコミュニケーション道具として用いる」という、英語学習の本当の目的を感じられる瞬間だったのではないでしょうか。
まとめの作業では、さすが3年生!これまでの経験を活かし、模造紙の構想からデザインまで自分たちだけで着々と進めていました。また、発表に向けての原稿作成にも取り掛かっていました。
私たちの想像を超えた力を発揮してくれた生徒たちに敬意を表すとともに、彼らの奮闘する姿を最後まで見守っていきたいと思います。