


先日、「コベントリーの日」の学習活動の一環として、生徒たちが灯籠の作成を行いました。この活動は、イギリスのコベントリー市との交流を深め、平和と和解の精神を広めるために行っています。
コベントリーとは?
コベントリー市は、イギリスのロンドンから北西に位置する町で、第二次世界大戦中にドイツの爆撃を受けて町はほぼ完全に破壊されました。しかし、戦後の復興において「和解と平和」の象徴的な場所として発展してきました。そのため、現在のコベントリーは世界中で「平和の町」として知られています。
灯籠の作成とその意味
生徒たちが作成した灯籠は、イギリスのコベントリー市へと送られ、8月の「キャンドルフロート」イベントで川に流されます。このイベントは、コベントリー市民とともに「平和と和解」のメッセージを広める大切な活動の一部です。灯籠を作ることで、生徒たちはただのアート制作ではなく、平和への祈りを込めて手を動かしました。それぞれの灯籠には、平和の願いが込められ、被爆地である広島に住む私たちにとって深い意味を持つ活動です。
私たちにできること
この活動を通じて、生徒は「平和」のために何ができるのか、改めて考えるきっかけを得ることができたと思います。広島で暮らす私たちにとって、平和の大切さは何よりも重要なテーマです。未来の世代が戦争のない世界で暮らせるように、私たち一人ひとりができることを実行していきましょう。
