

新聞教育実践校である本校では、日頃から図書委員会の活動を通して、生徒が新聞に触れる機会を大切にしています。
昼休みに行われた活動では、中学1年生の図書委員が当日の新聞から気になるニュースを一つ選び、GCP語学講師のマット先生に紹介しました。
生徒たちが選んだのは、地元の郵便局で起こったSNS詐欺事件や、物価高の影響をカレーライスの材料価格の変化を通して伝える特集記事など、身近で考えさせられる話題ばかりでした。
生徒たちは、新聞記事の写真を見せながら、一生懸命に英語を交えて説明し、マット先生との対話を楽しみました。マット先生からは、
- 「そのニュースについて、みんなはどう思う?」
- 「どんな気持ちになった?Sad? Surprised? Scary? Shocked? Angry?」
といった優しい問いかけがあり、生徒たちは英語で気持ちを表現しながら意見を交わしていました。
こうした活動を通して、生徒たちはニュースをただ「読む」だけでなく、そこから感じたことを「話し合い」、他者と「共有」することで、新たな発見を得ています。
新聞に触れ、語り合う時間が、生徒たちの視野を広げ、世界をより深く理解するきっかけになることを願っています。