協創中学校では年に一度、自分がこれまでに体験してきたことや学んだこと、そして日頃から考えたり思ったりしていることを形にして相手に伝える機会として、協創プレゼンテーションコンテスト(Kyoso Presentation Contest:通称KPC)を開催しています。
今年度は2025年2月1日(土)を本番と定め、先日、全校生徒を対象に日本語の弁論部門と英語の暗唱・スピーチ部門について説明が行われました。
1年生は英語部門で暗唱に臨みます。
英語の授業で担当教員から7つの暗唱原稿を提示され、生徒たちは自分が挑戦してみたいストーリーを1つ選びました。
7つのストーリーは以下のとおりです。
1. Little Mouse Wants an Apple
2. How the Moon Got in the Sky
3. I Have a Dream
4. Zorba’s Promise
5. The Story of Sadako
6. Learning from Nature
7. We Can Change Our World
中には少し難易度の高いものもありますが、生徒たち一人ひとりが自分の興味・関心のあるテーマや内容を考えて選んだものになります。
授業ではただ音読練習をするのではなく、同じストーリーを選んだ生徒同士でグループを作り、その中で単語や英文の意味を調べたり、どのように読むべきかという相手への伝え方を相談したり、お互いに音読して発音やアクセントの確認をしたりと、仲間とだからできる暗唱練習のグループワークを行っています。
音読やスピーチ作成をするときは、どうしても個人での作業となりがちですが、これを仲間と一緒に練習したり、学び合いをしたりすることによって、一人ひとりの話す力や読む力、そして表現する力がしっかりと身につきます。
KPCはそれぞれの部門、学年で選ばれた人が出場するコンテストです。
そのため、全員が舞台に立つことは叶いません。
しかし、生徒たちはそれぞれに目標を立て、暗唱練習に取り組んでいます。
本番は寒さの厳しい2月ですが、1年生の熱い想いや努力の成果で会場にいる観客のみなさんの心を温かくすることができればと考えています。
Be confident and impress the audience with your words!
You can do it!