本校では教育目標である「グローカル・イノベーション・リーダーの育成」を目指し、さまざまな行事や活動を行っています。
以前、中学ブログでもご紹介しましたが(9月12日・13日)、中学2年生では「職業観育成プログラム」の一環として、広島市内・廿日市市内の全22か所の企業・事業所での職場体験を実施しました。
この職場体験は、生徒たちにとって非常に貴重な経験となったようで、どの生徒も「もっと体験したかった!」とか「すごくいい勉強になった!」といった感想を口にしていました。
> 2024.09.12中学ブログ 貴重な経験を!(職業観育成プログラム「職場体験」)
> 2024.09.13中学ブログ 職業観育成プログラム「職場体験」2日目!
その職場体験の振り返りとまとめをどのような形で行おうかと担任の先生方と検討していたところ、せっかく生徒が頑張っているので、せっかくならその姿を多くの人に知ってもらいたいと意見が一致し、中学1年生を対象とした「ポスターセッション(ミニ)」という形式で実施することになりました。
あくまで「ミニ」ですので、ポスターも通常の模造紙半分の大きさです。しかし、生徒たちは後輩たちの前で恥ずかしい発表はできないと思ったのでしょう、ポスターや発表原稿の作成に随分と力を入れていました。
その成果を発揮する日が今日(11月29日(金))です。
中学2年生は、3限目に会場の準備と最後のリハーサルを行いました。
これまで何度もリハーサルを繰り返してきたのですが、やはり本番直前は緊張した雰囲気の中、生徒たちは最後の打ち合わせに余念がない様子でした。
4時間目はいよいよ本番です。中学1年生を会場に迎え、ポスターセッションが始まりました。
2年生は、自分たちの発表を聞いてもらおうと、熱心に1年生に呼びかけます。
発表は、2年生を3グループに分けて行いましたが、どのグループの前にも1年生の熱心に聞き入る姿が見られました。
1年生にとっては、来年自分たちが体験するプログラムになります。そのことを意識してか、とても熱心に聞き入っていました。
2年生にとっては、1年生から学んできたことの集大成になります。自分たちが学び、考えたことを、次の世代に伝えていくことで、協創中の伝統を作ることになります。
2年生は、期末試験が明けたら、いよいよ3年生で実施する台湾への研修旅行に向けてのプログラムが始まります。
このプログラムのゴールは、3年生の冬に実施する研修旅行で学び、考えたことを発表する「ポスターセッション」です。
このポスターセッションは1・2年生を対象として実施するだけではなく、保護者の方を招待して行います。
文字通り、自分たちの3年間の学びの集大成を披露する場となります。
このたびの「ポスターセッション・ミニ」は、そこに向けての1ステップです。でも、生徒たちの、ポスターセッションに向けての熱意は本物です。
この経験を生かして、「協創中生」としての次のステップにレベルアップしてもらいたいものです。