中学3年生は、10月15日から台湾への研修旅行に行きます。
探究の授業では、その研修旅行に向けた事前学習の取り組みを行っています。
海外という、日本や広島とは異なる文化、風土、歴史、言語を持った地域に研修旅行に行く理由は、自分たちとは異質な存在を「鏡」として、あらためて自分たちの「存在」を浮き彫りにし、見つめ直すためです。
その出発点として、生徒たちはいくつかのテーマに絞り、考えていきたいテーマについて、ミニ発表会を行いました。
そのテーマは教育や文化、食事や交通といった幅広いもので、生徒たちなりにいろいろと考えているようでした。
今後は、それぞれのテーマについて事前に自分たちで推論を行い、その推論を実際に現地でどのようにリサーチするのかを考えていきます。そして、実際に研修旅行に行った際に、台湾の方々に聞いたり調べたりすることで、その推論がどのように変わっていくのかを考えていきます。
その過程を通して、自分たちについて、より深い理解に結び付くのではと考えます。
この経験は、生徒たちにとって「自分発見」につながるものだと思います。
その結果は、最終的にはポスターセッションという形で、下級生たちに伝えていきます。
乗り越えるべき課題は数多くあると思いますが、中学校生活の最大の行事、「研修旅行」に向けて、しっかりと頑張ってください!