日本の首都から直線距離で約9600Km離れたイギリスのコベントリー。この街は第二次世界大戦でドイツの爆撃を受け、街の大部分が破壊されました。しかし、コベントリーの人たちは「報復」を考えるのではなく、攻撃を受けた直後から「和解と平和」を胸に掲げて世界の平和を呼びかけた街です。
日本は世界で唯一戦争で原爆被害を受けた国。その甚大な被害を受けたヒロシマ・ナガサキの悲劇を悼み、コベントリー市で毎年8月6日にヒロシマ・デイの集いが開催されています。広島に学ぶ自分たちにも何か協力ができないかということで、今年も灯篭づくりに協力しています。広島で開催される今年の平和祈念式典には過去最多の115か国が参列する予定とのこと。世界平和への思いが広まっている証だと信じています。