日頃の感謝を込めて、美味しいお菓子と温かいお抹茶を
6月6日木曜日、本年度1回目の教職員対象の「放課後茶会」を開催いたしました。放課後茶会は、昨年より始まった茶道部の新たな試みで”日頃の感謝を伝える場”、”日々の活動や練習の成果を発表する場”です。
茶会は普段使用している茶道室ではなく、中学校棟1階に設置されている茶室 ”和松庵” で開催しました。今回の茶会は中学生を中心にお点前を披露し、お茶やお菓子のお運びを担当しました。お点前を披露した中学生2名は、試験前の部活からずっと練習を重ねてきました。当日は緊張した面持ちでしたが、いざ始まると綺麗なお点前を披露してくれました。
お菓子やお茶のお運びを担当した中学生はまだ入部して間もない新入部員です。ぎりぎりまで動作の確認をして、お茶会に挑んでいました。
高校生は今回、お茶を点てたり、和松庵の紹介を行うなど中学生のサポートに回りました。タイムテーブルを設定せず、「臨機応変に」を意識していたお茶会でしたが、手際よく活躍してくれました。中学生、高校生ともに自分の役割を全うし、臨機応変に対応、現時点で自分のできることを精一杯に披露できたそんな機会になったと思います。
お菓子が足りなくなるほど、盛況で幕を閉じたお茶会となりました。秋ごろにも放課後茶会を開催する予定です。
茶道部顧問 松田
茶道の楽しさと日々の努力は裏切らない
茶道部では年に数回、放課後茶会を開催しています。昨年から始めた茶道部の新しいイベントです。
そして、今回のお茶会は中学生を中心に、高校生は主に水屋でサポートするという形で開催しました。そのため、私はお点前をすることになりました。人前でお点前を披露するのは初めてだったのでとても緊張しました。本番でミスをしないようにたくさん練習しましたが、やはり、始まる直前までミスをしないか心配でした。しかし、たくさん練習したお陰で大きなミスもなく最後までお点前を披露することができました。1時間という限られた時間の中で、繰り返しお点前を披露させていただきましたが、最後の方には考えるより先に手が動いていて自分でもとてもびっくりしました。その時、茶道の楽しさと日々の努力は裏切らないことを改めて実感しました。来てくださった先生方、本当にありがとうございました!
茶道部員 中学2年生 亀山