私の所属する広島レディースは、名前の通り女子だけで編成する軟式野球チームです。廿日市市を拠点に活動しています。私はチームの主将をしています。
その私たちが活動する廿日市では、2007年から「はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン大会」が開催されています。今年はアジアトライアスロン選手権(2024/廿日市)が4月21日に開催され、私たち野球チームは応援ボランティアとして参加しました。 お手伝いの内容は、アジア各国から集まったトライアスリートたちをハイタッチで激励するというものです。パリオリンピック代表選手の選考対象レースですから、同じスポーツ選手として、気軽にタッチというわけにはいきません。トライアスロンはとても過酷なレースです。少しでも選手のサポートになればと大会前日にはチームでリハーサルを行いました。
そして本番。これまで積み重ねてきた厳しい練習の成果をこの本番でフルに発揮してやるという選手一人ひとりの意気込みが、タッチをするたびに伝わってきます。応援する私たちが、選手たちから「みんなも頑張って」とエールをもらった気がします。もっともっと自分たちも練習に励んでいこうと、あらためて強く感じました。
このような機会に出会えたのも好きな野球をつづけてきたからと感謝の気持ちに加え、あらためて一つのことに一生懸命取り組むことの大切さを実感できた1日でした。