中学2年生は家庭科の冬休みの宿題でお弁当の献立を考えるという取り組みを行いました。今日は自分たちが考えた献立をクラスのみんなに紹介し、審査してもらう「お弁当コンテスト」が行われていたので、少しのぞかせてもらいました。
今回の献立は、美味しいことだけではなく、中学生に必要な栄養素が取れる食材、旬の食材、広島で取れる食材を取り入れることが条件となっています。さらに、お弁当ということで彩りや持ち運びやすさ、作る時間のことも考えなければなりません。「この食材にはこんな栄養素がある」「冬が旬な食材は何なのか」と調べることからスタートし、それをお弁当に適したおかずにして落とし込む。これまで学んできた栄養素や食材の知識を、献立を考えるということへつなげていきました。また、「カルシウムは取りにくい」「献立を考えるときには自分が思っていたより色々なことを考えなければいけなくて大変」などの気づきも得られたようでした。
そして、「栄養バランス」「味付けの組み合わせ」「見た目・彩り」「季節感・旬・広島の食材」の4つの項目でクラス全員が投票し、得点が最も高かった献立を実際に調理します。
「骨が丈夫になるお弁当」や「大根の葉もふりかけとして使った、食品ロス削減弁当」「時短で作れるお弁当」など、様々なアイデアや工夫が見られたので、本当は全部作ることができたら良かったのですが、残念です。
これからも食への興味を深め、健康や食文化に対する意識を高めていって欲しいと思います。